約6人に1人が花粉症と言われています。
つらい症状は、お早めにご相談ください。
花粉症の原因となる花粉は、およそ60種類。1年中さまざまな花粉が空中を飛んでいます。花粉症は早めの対策が肝心です。花粉が飛び始める時期を知っておきましょう。日本でもっとも多い花粉症の原因であるスギ花粉の場合は、例年2月上旬ごろといわれています。
花粉症と似た症状であっても、花粉症かどうかの判断は必ず眼科医に行ってもらいましょう。もしかしたら、他の目の病気にかかっているかもしれません。
花粉症の治療は、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤の目薬を組み合わせて治療します。正しい種類の目薬を正しい方法で使用しないと、かえって症状を悪化させる場合もあります。自己判断で点眼回数を増やしたり、使用方法を変更したりしないようにしましょう。
- ● 花粉症にかかっている方
- 症状が出る時期の2週間~2ヶ月程前にご相談ください。
症状が現れる前に対策ととることで、症状の軽減が期待できます。 - ● 花粉症にかかったことがない方
- もしかしたら、今年花粉症になるかもしれません。
花粉症の低年齢化も進んでいるので、お子さんも注意が必要です。
かゆみや充血などがあったら早めにご相談ください。 - ●コンタクトレンズをしている方
- コンタクトレンズを装用すると、レンズについた花粉がつねに目の中にとどまることになります。レンズを装用する場合は、いつも清潔に保ちましょう。花粉症の症状によっては、レンズの装用を中止することも必要です。眼科医と相談しながら使用しましょう。
- ● 外出するときは、防塵メガネやマスクを着用しましょう
- ● 花粉が付着しにくいスベスベした素材の衣服を着用しましょう
- ● 家に入る前に、衣服や髪についた花粉を払いましょう
- ● 家に帰ったら、手や顔、目や鼻をよく洗い、うがいをしましょう
- ● タバコやお酒、刺激の強い香辛料を控えましょう
- ● 睡眠不足や疲労が蓄積しないよう心がけ、規則正しい生活をしましょう